二次試験
通訳案内士 二次試験まで1ヶ月しかない人の短期決戦プラン|週別スケジュール

Q
合格発表を見てから二次対策を考え始めた…本番まで実質1ヶ月ちょっと。今からで間に合う?
A
間に合わせるプランはあります。ただし「全部やる」は捨ててください。1ヶ月は、削る勇気の勝負です。
最初に正直に書いておきます。私自身は一次の自己採点直後から動いた前倒し組で、実質3ヶ月半を二次に使いました。だからこそ、あのスケジュールのどこが削れて、どこが削れないかが分かります。この記事は、私の実際の進め方を「発表後スタートの人」向けに1ヶ月へ圧縮した設計図です。
大前提:二次は「2人に1人」受かる試験
焦る前にデータを一つ。合格率の分析記事で書いたとおり、二次試験の合格率はここ5年ずっと44〜53%で安定しています。二次まで来た人の約半分が受かる——1ヶ月でも、やることを絞れば十分に戦えるゾーンです。
削るもの・削れないもの
| 2ヶ月版 | 1ヶ月版 | |
|---|---|---|
| プレゼンテーマの仕込み | 30テーマ | 15テーマに絞る |
| 原稿づくり | 全テーマ原稿化 | 根幹テーマのみ原稿化、残りは骨子メモ |
| 略字メモ術の練習 | 毎日10分 | 毎日10分(削らない) |
| オンライン英会話 | 発表後から2ヶ月 | 今日から1ヶ月(削らない) |
| 外国語訳の速度練習 | 0.75倍→等速 | 最初から等速で慣らす |
絞る基準はシンプルで、「禅・わびさび・おもてなし・四季」のような根幹テーマを優先することです。抽象化戦略で書いたとおり、根幹テーマの型はどんなお題が来ても転用できます。マイナーなテーマを1つ増やすより、転用の効く幹を太くするほうが、持ち時間が短い人ほど効きます。
週別プラン
第1週:型づくりの週
- 根幹テーマ5〜6本を2分で話せる原稿にする(頻出テーマの仕込み方の型をそのまま使う)
- シチュエーション問答の「共感→代案」の型を音読で口に馴染ませる
- オンライン英会話はこの週のうちに開始。1ヶ月プランなら課金も1ヶ月分で済みます(使い方はこちら)
第2週:広げる週
- テーマを15本まで拡張。ただし新規分は原稿ではなく骨子メモ(見出し3つ+キーワード)まで
- 毎日2〜3本を音読し、2分計測
- 講師にテーマを選ばせて「選べない緊張感」を再現し始める
第3週:人前で話す週
- オンライン英会話でプレゼン→質疑→ロールプレイのセットを週3回以上
- 外国語訳は読み上げソフトを等速で。メモは略字で取る練習を継続
- うまく話せなかったテーマだけ原稿に昇格させる
第4週(直前):精度と体調の週
- 新しいテーマは足さない。手持ち15本の精度を上げる
- ランダム3択→30秒で選んで2分話す、を毎日1セット
- 当日準備を前週までに済ませ、最終週は攻めない生活へ
1ヶ月組が当日意識すること
時間が足りなかった人ほど、本番で「仕込んでいないお題」に当たる確率が上がります。そのときの保険が抽象化です。知らないお題でも、根幹テーマに引き寄せて話せば戦えます。これは元々二次対策の核なので、1ヶ月組はなおさら根幹テーマに投資してください。
まとめ
✔ ポイント
- 二次は2人に1人受かる。1ヶ月でも絞れば戦える
- 30テーマ→15テーマへ。原稿は根幹のみ、残りは骨子メモ
- オンライン英会話は今日開始(課金1ヶ月で済む)。略字メモ練習は毎日10分死守
- 直前週は足さない・攻めない。知らないお題は抽象化で根幹に引き寄せる
時間に余裕がある人は2ヶ月フル版へ。教材は二次のおすすめ教材まとめ(主力は無料で揃います)。